IPO ADVISORY

IPOアドバイザリー

上場を目指す前に、いま会社が抱えている課題と、準備をどの順番で進めるべきかを明確にします。

IPOは、申請書類を整えるための手続きではありません。投資家、証券会社、監査法人、取引所といった外部の関係者に対し、自社の事業内容、数字、管理体制、リスクへの向き合い方、そして将来の成長可能性をきちんと説明できる状態を、時間をかけて積み上げていくプロセスです。
IPOアドバイザリーを表す専門的なビジュアル

 

ISSUES

売上や利益だけでは、IPO準備は前に進みません。

IPOでは、数字、資料、管理体制、会議体、成長ストーリーが総合的に問われます。

売上や利益が順調に伸びていれば、それでIPO準備が前に進むかというと、そうではありません。実務で問われるのは、たとえば次のような点です。
01

月次決算

月次決算が、翌月の経営判断に間に合うタイミングで締まっているか。

02

数字の安定性

決算修正が大きく発生せず、数字の作り方が継続して安定しているか。

03

予算と実績

予算と実績を月次で比較し、差異の理由を説明できているか。

04

根拠資料

売上、原価、在庫、外注費、人件費などの根拠資料が整理されているか。

05

主要な会計方針

収益認識、会計上の見積り、引当金、固定資産、ソフトウェアなどが整理されているか。

06

資金計画

資金繰り、投資計画、借入、資本政策が事業計画とつながっているか。

07

内部統制と承認フロー

規程上だけでなく実際に運用され、証跡が残っているか。

08

会議体

取締役会、経営会議、監査役等の会議体が、実態として機能しているか。

09

整理すべき論点

関連当事者取引、役員との取引、株主構成、ストック・オプションなどに論点がないか。

10

資料と説明力

監査法人や主幹事証券会社と対話できるだけの資料と説明力があるか。

11

成長ストーリー

事業計画、KPI、過去実績、資金使途とつなげて説明できるか。

IPOでは、こうした点が総合的に問われます。まずは自社の現在地を知っておくことが大切です。

IPOで問われる論点の詳細を見る

 

CASE

このような場面でご相談ください

IPOアドバイザリーは、次のような場面でご活用いただけます。

  • 将来的にIPOを選択肢のひとつとして考えている
  • 監査法人や証券会社に相談する前に、まず社内の現状を整理しておきたい
  • そもそも自社がIPOを目指せる状態にあるのか、最初に確認したい
  • 月次決算、予実管理、資金管理に不安が残っている
  • 決算書は作成しているものの、監査法人や証券会社に説明できる資料が十分に整っていない
  • 売上や原価の根拠資料、契約書、証憑管理に不安がある
  • IPO準備を進めたいものの、何から手をつければよいか分からない
  • ショートレビューを受ける前に、課題を把握しておきたい
  • 監査法人から指摘されそうな会計・決算・内部統制上の論点を、事前に整理しておきたい
  • 管理部門、経理体制、内部統制を整えていきたい
  • 主幹事証券会社や監査法人とのやり取りに備えておきたい
  • 事業計画や成長ストーリーを、数字とKPIで説明できる状態にしたい
  • 顧問税理士はそのままに、IPO準備だけを別枠で相談したい

 

STANCE

IPO支援で重視していること

最初から結論を急ぐのではなく、まず現状を把握し、論点を整理し、どの順番で整えるべきかを明確にしていきます。

01

上場できるかどうかの前に、まず現在地を確認する

IPOの検討を始めると、「上場できるのか」「いつ上場できるのか」という議論に意識が向きがちです。

その前に確認しておきたいのは、いまの会社がどの段階にあるのか、という現在地です。
現在地の確認を詳しく読む
02

管理体制は「資料」ではなく「運用」で見る

IPO準備では、規程やチェックリストを整えるだけでは十分とはいえません。

上場準備で問われるのは、形式だけ整った管理体制ではなく、継続して運用されている管理体制です。
運用の視点を詳しく読む
03

監査法人・証券会社と対話できる状態をつくる

IPO準備の場面では、監査法人、主幹事証券会社、証券取引所、弁護士、社労士など、複数の専門家が会社に関与してきます。

自社の状況を、自社の言葉と資料できちんと説明できるだけの準備を整えておくことです。
対話できる状態を詳しく読む
04

成長ストーリーを、数字と実務で裏付ける

IPOでは、管理体制だけでなく、会社の成長可能性も問われます。

成長ストーリーは、言葉だけではなく、数字と実績で裏付けて語れることが大切です。
成長ストーリーを詳しく読む

 

SERVICE

主なサービス

当事務所では、IPOに関する支援として、主に次の二つのサービスをご用意しています。

01

IPOクイックレビュー

IPO準備に向けた現在地と課題を、短期間で整理します。

IPOを本格的に進める前段階で、会社の現状を確認し、課題と優先順位を整理するためのサービスです。IPOを目指すかどうかがまだ確定していない段階でも、ご利用いただけます。

確認項目の例

  • 事業概要・収益構造、ビジネスモデルと主要KPI
  • 月次決算のスピードと精度、年次決算・会計処理上の論点
  • 予算策定・予実管理、資金繰り・借入・投資計画の概況
  • 取締役会・経営会議等の会議体、規程類・職務権限・承認フロー
  • 監査法人・証券会社対応に向けた準備状況
IPOクイックレビューで目指しているのは、IPOの可否を断定することではありません。現状を客観的に確認し、次に何を整えるべきかを明確にすることです。
02

IPO準備伴走支援

IPO準備に必要な会計・財務・管理体制の整備を、継続的にお手伝いします。

IPOを視野に入れた会社に対して、会計・財務・月次決算・予実管理・内部統制・規程整備・会議体運営といった領域を、継続的に支えていくサービスです。

支援内容の例

  • IPO準備タスクの整理、課題管理表の作成・更新支援
  • 月次決算の早期化、決算体制・経理体制の整備
  • 収益認識・会計方針、会計上の見積り等の論点整理
  • 予算策定・予実管理制度の導入、KPI管理・経営会議資料の整備
  • 監査法人・証券会社対応に向けた資料整理
IPO準備伴走支援で目指しているのは、形式的に資料を揃えることではありません。毎月の実務として、決算、予算、承認、会議、資料管理が滞りなく回る状態をつくることです。

 

FAQ

よくあるご質問

IPOアドバイザリーに関する主なご質問を整理しています。

IPOを目指すかまだ決めていなくても、相談できますか。

はい、ご相談いただけます。IPOを正式に決断する前の段階でも、問題ありません。

早い段階で現状を確認しておくことが、その後の選択肢を整理しやすくすることにつながります。

IPOクイックレビューだけを依頼することはできますか。

可能です。一定の期間で現状を確認し、課題と優先順位を整理いたします。

まずは一度、社内の状況を客観的に確認しておきたい、という段階でもご利用いただけます。

監査法人のショートレビューとは違うものでしょうか。

異なるものです。当事務所のIPOクイックレビューは、監査法人による正式なショートレビューを代替するものではありません。

会社側の事前整理として、会計・財務・管理体制の課題を把握するための支援です。

IPO準備伴走支援を受ければ、上場は保証してもらえますか。

IPOの実現そのものを保証することはできません。

当事務所が行うのは、IPO準備に必要な数字、資料、管理体制を整え、会社が次の判断へと進みやすい状態をつくる支援です。

いまの顧問税理士がいても依頼できますか。

はい、可能です。

現在の顧問税理士はそのままに、IPO準備に関する会計・財務・管理体制の整備のみを別枠でご相談いただけます。

IPOを目指さない会社にも意味はありますか。

はい、十分にあります。

月次決算、予実管理、資金繰り、承認フロー、会議体、証憑管理を整えておくことは、資金調達、M&A、事業承継、後継者への引継ぎ、金融機関対応にもつながります。

どの段階から相談するのがよいでしょうか。

「まだ早いかもしれない」と感じる段階でも、ご相談いただけます。

まずは、現状を確認し、何を急ぐべきか、何を後回しにできるかを整理することから始められます。

ご相談の前に、現在の状況を整理しておきたい場合は、IPOクイックレビューの詳細もご覧ください。

IPOを相談する

 

CONTACT

ご相談について

IPO準備は、ある日突然始められるものではありません。月次決算、予実管理、会計方針、根拠資料、資金繰り、内部統制、承認フロー、会議体、株主構成や資本政策の論点、監査法人や証券会社に説明できる資料を、早い段階から少しずつ積み上げていく必要があります。

「IPOを目指すべきかどうか、まずは現状を見ておきたい」「ショートレビューの前に、課題を把握しておきたい」「上場準備に向けて、何から整えていけばよいのか知りたい」そのようにお考えでしたら、まずは現在の状況をお聞かせください。

初回の面談では、決算書、月次資料、管理体制、株主構成、事業計画、資金繰り、IPOを検討されている背景などをうかがったうえで、支援の可否やその後の進め方を整理いたします。