IPOの検討を始めると、どうしても「上場できるのか」「いつ上場できるのか」という議論に意識が向きがちです。
ただ、その前に確認しておきたいのは、いまの会社がどの段階にあるのか、という現在地です。
確認しておきたい現在地
- 月次決算は何営業日で締まっているか
- 決算修正はどの程度発生しているか
- 試算表、残高明細、勘定科目内訳、リードシートなど、数字の根拠資料は整っているか
- 予算は作成され、月次で確認されているか
- 予実差異について、経営会議で原因と対応策が議論されているか
- 売上、原価、在庫、外注費、開発費などの根拠資料は整理されているか
- 会計方針や重要な見積り項目は整理されているか
- 取締役会や経営会議は、実態として機能しているか
- 重要な契約、関連当事者取引、株主構成、資本政策に論点はないか
- 管理部門が特定の人に過度に依存していないか
- 監査法人や主幹事証券会社からの依頼資料に対応できる体制があるか
現在地を確認しないままIPO準備に踏み込むと、後になってからの手戻りが大きくなりがちです。
