医療法人・クリニック向け 月次財務参謀顧問

M-BASTを活用し、自院の位置づけを確認します

M-BASTを活用し、自院の位置づけを確認します

自院の数字は、単独で見ているだけでは判断しにくい場面があります。

人件費率は高いのか。材料費率は重いのか。利益率は同じ診療科と比べてどうなのか。借入や設備投資の水準は無理がないのか。黒字の医療機関と比べて、どこに差があるのか。

こうした比較には、TKC医業経営指標、いわゆるM-BASTを活用することができます。

M-BASTは、TKC医業会計データベース等を利用している医療機関の決算書をもとにした医業版の経営指標です。令和7年版では、診療所8,573件、歯科4,029件、病院654件、介護保険施設177件、合計13,433件のデータが分類・編集されています。

当事務所では、毎月の試算表を作るだけでなく、必要に応じて、同診療科・同規模の医療機関と比較しながら、自院の強みと課題を整理していきます。

ここで大切なのは、平均に合わせることではありません。自院の診療方針、地域性、患者層、設備投資、スタッフ体制を踏まえたうえで、どの数字を改善すべきかを見極めることです。

数字を比較すると、感覚だけでは見えにくかった課題が見えてくることがあります。その課題を、翌月以降の打ち手につなげていきます。